海外リモートワークこんな人はやめた方がいい

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海外カナダでフルリモートワーク(フリーランスWebマーケター)を始めて3年が経ちました。

実際やってみて思うのは、

「海外フルリモートって楽ーー!!」って思うところと

「海外フルリモートはやはり厳しいな・・・」って思うところ半々あるということ。

実はたまに無性に「日本で働きたい(泣)」って思うこともあります(笑)

海外リモートの厳しい点をクリアできそうにない方は海外リモートおすすめしないなと思ったので少しまとめたいと思います。

最初に言っておくと、イーロン・マスクが在宅勤務を批判するなど今や「リモートワークは生産性が低下する」という認識が世間に広まっていますよね。その中でリモートワークをやっていくにはかなりの覚悟と準備が必要だと思います。

※私は16-17時間の時差があるバンクーバーでのリモートワーク(日本と真逆の世界線)なので、時差がほとんどない国であれば状況が変わってくると思います。

こんな人には海外リモートワークはおすすめしない

私の経験から「こんな人は海外リモートワークは難しいかも…」という点をお話しします。

日本でのコネクションがない人

海外リモートになっても日本の仕事を確実にもらえる状態にしておかないと厳しいと思います。全くコネなしで海外に出てから探すのは危険。高いスキルや経験を持っていれば別ですが、一緒に仕事するのに日本ですぐ会える人と海外で会えない人と比べたら前者に軍配があがるのは当然ですよね。

一番やりやすいのは、今勤務している会社に海外リモートワークが可能かを相談してみること。しっかり成果を出していて会社から信頼があれば、Noとは言われないと思います。海外に行くことで現地の情報をリアルタイムで仕入れられるなどプラスの側面も伝えるといいかも。

海外在住者になると税金や保険などが少し面倒なことになりますが、一旦退職して外注という形をとれば難しいことはほぼありません。企業側にとってもどちらかというと外注の方が金銭的負担は基本減るのでメリットがあります。

もしそこで渋られたら、その会社にとって自分はその程度の存在ということ。一旦海外リモートワークはあきらめて「◯◯さんがいないとだめ!」という状態になるまで成果を出すことを目指した方がいいと思います。厳しい言葉かもしれないですが、勤務先から「ぜひ海外リモートでもいいから働き続けてほしい」と言われないような人は、余裕を持って海外リモートワークを続けることは不可能に近いです。

私が企業側だったら、日本にいて何かあったときにすぐ会える人の方がいいですもん(笑)それでもあえて海外在住者と仕事するなら、事前の信頼がないと難しいですね。

またさらに言うと、一社だけに依存した状態はその会社に切られたらおしまいなので複数社と仕事をできる状態が理想です。これはリモートワークに限らず会社から独立する人にも当てはまりますが、海外に飛ぶ前に周囲の人に海外リモートになる旨を伝えて、仕事を受けられることをアピールしておくこと。FaccebookやXで知り合い全体に通知するのもいいと思います。

新たにクラウドソーシングで仕事を探すのもあるかもしれないですが…たくさん稼ぐにはたくさん案件をこなさないといけないはず。私はクラウドソーシングで発注側の経験もあり、どれだけ安い金額でみなさん案件をこなしているのかも見ているので…参考として過去プロジェクトを探していると、びっくりするくらい安い金額の提示に何件も応募があったりするんですよね。

せっかく海外リモートするんですから忙しすぎて現地の生活を楽しめないのはもったいないです。労働に対してしっかり対価を払ってくれるような信頼できる企業と仕事した方が絶対いいと思います。

日本での語れる実績がない人

一緒に仕事をするなら信頼がある人としたいですよね。海外リモートになってから仕事を探そうとすると、仕事相手をチェックする目的でどうしても実績を見られることが多くなります。

これは新規でクライアントさんを見つける時だけではなく、知り合いからの紹介だとしてもです。大事な自分の会社の命運をかけたプロジェクトを一緒にする相手ですから、本当にちゃんとやってくれる人か確かめたいはずです。(言い過ぎに感じるかもしれないですが、真剣にビジネスやってる人は本当にそうだと思います)

今は少し状況が変わってきている感覚もありますが、海外に住んでる何者かわからない人と仕事するのはまだまだためらわれます。

語れなくても少なくともパッと見せられるアウトプット(ポートフォリオ)は用意しておくべきです。私は過去に拡散されたコンテンツや、てがけたSNSアカウントなど「見てすぐにわかる」ものがいくつかあったので助かりました。

これから海外リモートを目指している方は、準備の一つとして日本で実績を作りましょう。海外リモート生活の大きな糧となるはずです。今働いている会社など、今の環境を活かして実績を作るのが早いと思います。もしくは、意外とすでに実績はある方は少なくないので、今ある実績を嘘のない範囲でどれだけ魅力的に伝えられるか整理しておきましょう。

脳を上手にコントロールできない人

海外リモートの最大の敵は自分です。100%自分で時間もタスクも管理しないといけません。そこで大事になってくるのが脳のコントロールです。脳の特性を理解して上手にコントロールしないと、海外リモートは自由な分、仕事が行き詰まりがちです。

人間の脳って常に省エネを目指してますからね、サボりたがり屋なんですよ。納期ギリギリまでサボって徹夜で仕事したり、集中したい時にできなくて長時間仕事したり、、、脳の特性を理解してコントロールしていかないと、非健康的な生活が常態化しかねません。せっかくの海外生活を楽しめないことも出てきます。

脳科学×仕事についてはたくさん書籍が出てるのでぜひ一冊は読んでみてください。アメリカで有名なのはJim Kwikとか、日本だとDaiGoさんの著書も読みやすいと思います。

少しだけ紹介すると、まずはスマホ依存から抜け出すこと。本「スマホ脳」を読んだ方は知っていると思いますが、人は常にスマホが気になってしょうがないんです。スマホでたくさんの集中力が削られています。

目の前に置かれたスマホを見て、「いや今は仕事の時間だ」とスマホを開かないと決めることすら、脳が意思決定のパワーを使っています。意思決定が仕事の脳ですが、そのパワーは限られています。無駄にスマホにパワーを吸い取られて、本来重要な仕事でパワーを発揮できなくなります。

また、Jim Kwikがよく言っているのは「脳はマルチタスクなんてできない」ということ。「メールを読んで情報を整理する」「メールの返信の文章を打ち込む」など、実はそれぞれ全然違う脳の部位を使っていて、切り替え(スイッチング)してから集中力を取り戻すのにどうしても5-10分ほど時間がかかるんです。できるだけ同じことを一気に片付けるのが集中力を途切れさせないコツです。

こんな感じで、私は仕事は脳のコントロールにかかってると思っています。このテーマについては、またじっくり語りたい…!

ここで伝えたいのは、少なくとも普段サボりがちな人は海外リモートは苦労するということです。距離も時差もある自由な環境の中でも、しっかり自分を管理して成果を出していくのが必要だと思います。

プライベートの時間をきっちり分けたい人

これは時差あり海外でリモートする人は特に難しいと思います。仕事の時間、プライベートの時間。この2つをきっちり分けたい人は、時差のない海外に住みましょう。あっても1-2時間など。シンガポールとか1時間だけなのでいいですよね。

私が実際16-17時間の時差で日本の真逆の世界線なのですが、プライベート時間なんて関係ないです(笑)日本の朝9:00がバンクーバーの17:00(サマータイムの場合)とちょうど夕飯時くらい。夕飯作ってご飯を食べようとしている時にメッセージがじゃんじゃんきます。基本は緊急性のないものなので後でチェックしますが、どうしてもその時間帯に打合せが入ることもあります。子供の夕飯やお風呂対応を旦那にお願いして乗り切っていますが、もしそういうのをストレスに感じるような方だと続かないと思います。こんなことばっかりなので。

もし日本の17:00に打合せが入ったら深夜1:00の対応です。私は基本の打合せ時間は18:00-23:00(日本の10:00-15:00)と決めているので深夜対応はほとんどないですが、たまに経営会議などどうしてもなものは入ってきます。

日本の月曜はカナダの日曜ですし、カナダの祝日は日本は休みじゃないことも多いですし。柔軟に日本のワークタイムに合わせられるようにしたほうがスムーズに進むと思います。特にチームで仕事したりクライアントワークがあったりする方は。

お金に余裕がない人

リモートワークは何かとお金がかかります。フリーランスの方も当てはまるかと思いますが、例えば、

  • 日本への渡航費
  • 高速インターネット代
  • 作業環境を整えるための物品代(チェア、デスクなど)
  • オンラインミーティングのための物品代(イヤホン、マイク、カメラなど)
  • 必要あればコワーキングスペースなどオフィス代

などなど海外リモートだからこそかかるものがあります。

マイクなんかは侮るなかれ。普通のイヤホンマイクとちゃんとしたやつでは全然音質が違います!オンラインミーティングの音質トラブルやネットワークトラブルって本当にお互いストレスですよね。

私は作業環境を整えるだけで総額20万円以上はかかりました。

テレワークの生産性を上げる!海外リモートワーカーのデスク周り
テレワークの生産性を上げるデスク周りがようやく整いました!海外(カナダ)在住のリモートワーカーとしてテレワーク2年の私が、試行錯誤に総額20万円以上かけて見つけました。買ってみて良かったもの、あまり意味なかったもの…色々あるので紹介します。

オフィス代も毎月2−3万円、インターネット代も1万円くらいかかってます。

海外リモートという物理的な距離があったとしても、努力して相手に心理的な距離を感じさせない!そうじゃないと「海外リモートの人と働くのは面倒くさいな」と思われてしまいます。そのためにある程度お金がかかるということ。「作業環境にお金をかけられないほど余裕がない!」という方は100万円ほどは少なくとも貯金してから渡航するのをおすすめします。

さいごに

「海外リモートワークこんな人はやめた方がいい」とネガティブ目線で話してしまいましたが、私的には海外リモート仲間は増えてほしいです(笑)

海外リモートは仕事の維持や集中力の維持など難易度が高くなりますが、しっかりと準備してコツを押さえれば大丈夫。それ以上に自由に働ける環境が楽しくてしょうがなくなると思います。

私自身、事前に知っていればもっと準備できたのになと思うことがあったので今回共有することを決めました。これから海外リモートを考えているという方の参考になるとうれしいです。

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