付帯ビザ(配偶者用)の申請のため、戸籍謄本が必要だということがわかりました。
そこで日本から戸籍謄本を取り寄せることになったのですが、料金の支払いのところがちょっとトリッキーでした・・・
自治体からの指示としては「国際郵便為替(こくさいゆうびんかわせ)を用意する」ということだったのですが、実はカナダではもう取り扱っていないんです。
1. 国際郵便為替(IPMO)はカナダの郵便局では取り扱っていない
国際郵便為替(IPMO: International Postal Money Order)とは外国間で交換可能な郵便為替であり、証書は郵便局で現金に交換できます。
「戸籍謄本」の手数料の支払いに国際郵便為替が指定されていました。
結論から言うとカナダ国内では国際郵便為替は取り扱っていません。
Canada Postに直接確認しましたが「Internationalなmoney orderは存在しない。」とのことでした。
Canada Postが取り扱っている「Canada money order」はカナダ国内でしか利用できません。
日本国内に送っても換金できないので誤って送付しないようにしましょう。
“Canada Post Money Orders (direct service) are available to cash in Canada.”
Canada Postの公式ページより
現地の郵便局の人にも聞いてみましたが「郵便局にはない。銀行ならある。」とのことで、こちらも調べました。
しかし銀行で購入できるものも「Money order(小為替)」であって厳密には国際郵便為替ではありません。
2. 市区町村の窓口に確認する
1記載の理由で窓口に相談したところ、窓口からの提案は以下でした。
①日本在住の身近な人から代理で依頼してもらう
②申請書と一緒に手数料相当の日本円を同封する
幸い私の場合は日本国内に住む両親にお願いし、①の方法で対処することができました。
②は基本的に郵送での現金の送付はNGなためオススメしません。
その他、国際返信切手券(IRC: International Reply Coupon)での支払いが可能な市区町村もあるようです。
国際返信切手券であればCanada postに限らずカナダ国内のPost officeで購入可能です。
Canada Postの国際返信切手券(International Reply Coupon)についてはこちら。
国内に頼れる人がいない場合は②、もしくは国際返信切手券による支払いが可能か窓口に確認しましょう。
ちなみに国際電話となると電話料金が心配になるかと思いますが、その際はSkypeの利用をオススメします。
契約した初月の1ヶ月間だけですが300分まで無料で利用できます。(2020年4月時点)
詳細ははSkype公式ページから確認してみてください。
まとめ
国際郵便為替はカナダには存在しないため身内に依頼できる場合はそれが一番手軽でしょう。
依頼できない場合は市区町村の窓口に直接確認するようにしてください。
コメント
現在同じ状況にいます…。頼める人もいなくて、区役所に問い合わせしたところ、国際返信切手券で支払うように言われました。こちら(カナダ、カルガリー)の郵便局に伺ったところ、それももう取り扱って(売って)いないとの事で、届出を諦めよう(日本帰国できる時まで)と思っています。クレジットカードや銀行振り込みも受け付けていない日本の役場は、やっぱり遅れてるなーと思ってしまいます。
コメントありがとうございます!
まだ国際返信切手券と言われてしまうんですね!?本当に日本の役所手続き系は遅れていますね…